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日本人の性格は遺伝子によって決まっている⁈

先月、”一月は行く二月は逃げる”の話をしましたが、これには”3月は去る”という続きがあります。3月は卒業シーズンだったり、確定申告もしないといけないし、年度末でバタバタするし、異動や引っ越しetc.本当にあっという間に去って行ってしまいそうです。

そして3月と言えば8年前に起きた東日本大震災。まだまだ復興の道半ば…一日も早く被災地の皆さんに心の平穏が訪れますよう祈るばかりです。

昨年は東日本大震災の他にも様々な自然災害がありましたね。日本は世界でも最も自然災害に見舞われる国の一つで、世界中の自然災害の1/5ほどをこの小さな国土が背負っているというデータもあるそうです。

そんな自然災害大国で生きる私達が先々に不安を感じたり悲観的になるのは仕方ない事なのかもしれません。実際に脳科学の分野では、”日本人は世界で不安や緊張を感じやすい人が突出して多い”という研究結果があるそうです。(興味のある方は”セロトニン トランスポーター”について検索してみて下さいね)

逆に欧米人には楽観的な人が多い事もこの研究で知られています。先々に不安を抱くと言うよりは、それを消化して新しい事にチャレンジする力に変える遺伝子の持ち主が比較的多いとか。

以前私が日本語を教えたアメリカ人の会社経営者は、何か新しい事を提案しても日本人の役員にことごとく「前例がないから難しい。」「慎重に様子を見よう。」と反対されて、いつもイライラしていました。彼はある日 会議で「いいかい壁にスパゲティ ミートソースを投げつけたとしよう。殆どは床に落ちるだろうけど、少しばかりのソースやひき肉が壁に残るかもしれないじゃないか!やってみなきゃ分からんだろう⁉︎」と進言したところ、日本人役員にドン引きされたとの事。 目に浮かびます…

それはさておき、今後世界を舞台に活躍しようと奮闘している皆さんには心からのエールを贈りたいです。なぜって母国語ではない言語を操るだけでも大変なのに、”遺伝子レベルでのハンデ”をも克服しないといけないのですから。そうです。多くの日本人が抱える”間違えたら恥ずかしい” “これで通じるのか不安だ” という”不安や緊張のハンデ”です。

もうこの際、間違ってもいいじゃないですか。母国語じゃないのだし、多少文法的におかしくても意味が通じれば。それに、不安や緊張遺伝子タイプが多い人達には楽観的タイプにはない優れたポイントがあるんだそうですよ。それは”慎重で思慮深いこと” 。そして、”将来の不安に備えて より準備をしておこうとする傾向が強い”んだそうです。
ですから 心配ならしっかり準備しておけばいいだけです。そして新しい事を始める時も慎重さを武器に、しっかりリサーチしてから臨めば怖いものなしですね。さぁ、心配し過ぎないで一歩踏み出してみませんか。