• Home
  • Archive by category "雑記"

20周年記念ストーリー④ “多様性”


こんにちは、英会話と日本語のリンゴ・インスティテュートです
コロナ禍でのオリンピックが幕を閉じ、パラリンピックが開幕しましたね。アスリート達の活躍ぶりに”人の無限の可能性”を感じて心揺さぶられ、思わずTシャツ(写真の)を購入してしまいました。

さて、リンゴ•インスティテュート創立から20年を振り返る連載4回目です。前回はイギリスでの大学院入学前に受けた英語の特訓コースが、リンゴ•インスティテュートで提供しているカリキュラムに多大な影響を与えた事についてお話しました。今回は大学院生活で考えさせられた ”多様性” についてお話したいと思います。

<学生の出身国は90ヵ国以上>
ロンドン大学の中でも私が学んだのはSchool of Oriental and African Studies と言うカレッジです。キャンパスはいつもカレーの香りに包まれていて、庭からはアフリカの太鼓の音?が聞こえていました。学生はアジア、アフリカを中心に90ヵ国以上から集い、学んでいましたから、本当に毎日がオリパラムードだったのです。ちなみに、私が留学していた20年前のイギリスでは“アジア人”と言うと、インド、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ人等を指していた様に思います。私が専攻していたApplied Japanese Linguistics はEast Asia Department に所属していましたから日本人は”東アジア人”と言うイメージでしょうか。

<多様性を尊重する大学>
人種の多様性だけではなく、本当に多種多様な学生がキャンパスに溢れていました。LGBTQ+の学生も多く、理解促進活動もすごくオープンでした。

学生の年齢もまちまちでした。留学当時、私は30代半ばで大学卒業から既に10年余り経過しており、勉強癖もすっかり抜けていましたから勉強についていけるか心配でしたが、私の専攻には大学卒業後すぐの20代の他にも30代、40代、60代の学生がおり、誰も年齢の事など気にしていないようでした。

また、キャンパス内には保育施設もありましたし、宗教毎に礼拝室もありました。イスラム教の学生は日に5回お祈りの時間があるので、その時間になると授業中でも礼拝室に行ってお祈りをしていましたし、驚く事に卒業試験中であってもお祈りの為の中座が許されていました。

いい意味でユルくて寛容な大学で、おかげで誰もが”自分はマイノリティ”と感じる事なく、のびのびと学ぶことが出来たのは、後から考えてもとても価値ある事でした。何かと規則の多い日本の学校生活に慣らされて来た身にとっては、居心地の良いキャンパスライフでした。

<異文化間コミュニケーション>
ただし、文化や価値観の違うクラスメイト達と意見交換するのは大変でした。日本に居りますと、圧倒的多数が日本人で、皆さん日本語を話します。似たような価値観を共有していますので“暗黙の了解”も多いです。でも海外の学生と話すときは”暗黙の了解”が通用しないので、思った事は全て“言葉”にしなければなりませんでした。はじめはそれがとても面倒で”少しは想像力を駆使して気持ちを察してくれればいいのに”と嘆いたものです それでも人間、慣れるものですね。慣れてくると逆に日本の友人から来るメールを読むと文章の曖昧さにイライラするようになりました。日本語は主語を省略することが多いので、たまに長文になると動作の主体が途中で変わってしまっている事も多いです。断定を避けて最後の方がぼかされていたり。送り主の頭の中ではハッキリしているのでしょうが、読み手には伝わりづらいですね。

こうした経験が現在リンゴ・インスティテュートで英語や日本語を教える際に気をつけるポイントになっています。

まだまだエピソードはありますが、今回はこの辺で。次回に続きます

20周年記念ストーリー③ “イギリスの英語特訓コースで学んだ事”

イギリス学校
こんにちは、英会話と日本語教室のリンゴ・インスティテュートです。20周年記念ブログ連載3回目です。「金沢を世界へひらく市民の会」で日本語教師としてのキャリアをスタートさせ、その後も日本を愛する優しい生徒さん達に助けられながら経験を積んで行ったのですが、ある時イギリスからいらしたイギリス人弁護士のBさんを担当する事になりまして。。。容赦無い弁護士殿からの ”なんで?” ”どうして?”攻撃に、にわかOJT(on the job training )教師の私は英語できちんと文法説明が出来ず、ギブアップ。🙌
Bさんからは「もっと経験のある先生に変えてくれ💢」とのリクエストが… 😞それはそれは悔しかったけれど、文法的な説明がまともに出来ない日本語教師なんて、まっぴら御免ですよね。

この経験が、後にイギリスの大学院で”日本語応用言語学”を学ぶ事を私に決意させるキッカケとなりました。熱意を込めた志望動機エッセイと、上司からの推薦状の助けもあり、何とかロンドン大学東洋アフリカ学院の大学院から入学許可が出た時の感激は忘れられません。ただし、英語の成績が大学院レベルにはとても足りていなかったので、入学直前の夏休みに“8週間の英語の特訓コースを受ける事”が入学許可の条件でした。

この英語特訓コースで“Academic English”とやらを学ぶ機会がなければ、イギリスでの大学院の授業について行く事は不可能でしたし、ましてや修士論文を英語で書くなど夢のまた夢でした。

🌟後にリンゴ・インスティテュートで英語を学ぶ中•高•大学生の生徒さんに提供する事になる”Academic English”のエッセンスが実はこの特訓コースにあったのです!🌟

特訓コースは主にライティングを強化するものでした。欧米では小学生のうちからライティングの基礎を叩き込まれ、例えば社会科の研究発表だったり理科の実験結果の報告だったりもこのライティングの法則を応用して行われます。

ライティングの基礎と言うのは公式のように「型」が決まっています。①序論(イントロダクション)②本論(ボディ)③結論(コンクルージョン)というシンプルなサンドイッチ構造になっています。「なんだ、そんなの知ってるよ!」と言う声が聞こえてきますが、詳しく見ていきましょう。

①序論(イントロダクション)
実は私が日本でイメージしていたイントロとはかなり違いがありました。日本だと、まず書きたいテーマの背景を説明したりするところから始まると思うのですが、欧米の論文やプレゼンでのイントロはその論文やプレゼンの内容のエッセンスを全てコンパクトにまとめて述べます。しかも結論から述べます。ですから、イントロさえ読めば(聞けば)全体像が掴めます。

💡とある外資系企業の外国人のマネージャーは社内の会議では冒頭の10分、つまりイントロの部分だけ聞いてその場に留まるか退室するかを決めるのだそうです。10分後に秘書に白紙のメモを持って来させ、(イントロを聞いた結果)続けて聞く価値が無いと思えば「ごめん、急用が出来た。」と言って退室してしまうそう。日本人のプレゼンターにしてみれば、まだ序論では問題提起しかしてないのに…最後の結論部分で1番言いたい事を言うつもりなのに…と言うところでしょう。

論文でも序論(イントロダクション)はとても大切で、学生の論文のイントロ部分しか読まないと言う教授も多いとか。たかがイントロダクション?いえいえ序論が全てと言っても過言ではないのです。

②本論
いくつかのパラグラフ(段落)に分けるのは日本も同じです。論文やプレゼンの文字数、内容にもよりますが、3つくらいの段落に分けると見やすいですし、聞きやすいです。

各段落のはじめは”トピックセンテンス”が来ます。つまり、a)その段落で1番言いたい事が先に来ます。その後、b)「なぜなら」と言う理由や、具体例を挙げます。そしてa’)以上の事からa)なんです、と主張します。そう。a)->b)->a’)のサンドイッチ構造になっています。残りの段落もその繰り返しです。

③結論
言わずもがな”結論”なのですが、イントロダクション(序論)でも結論を述べているので、本論を踏まえた上での序論の”言い換え”をします。私のように英語の語彙力、表現力が乏しいノンネイティブ学生にとっては結論を書くのに大変苦労しました。今でも苦手です。

このようにきちんとしたライティングの型を一度押さえておけば、様々な論文、プレゼンに応用が効きます。はじめは慣れなくても8週間に渡るエッセイライティングの特訓おかげで大分コツを掴む事が出来ました!一生モノの財産🏆になったと実感しました。

さて、リンゴ•インスティテュートでも中学生以上の読み書きがある程度出来るようになった学生さんや、ビジネスパーソンにこのライティングの授業を提供しています。ライティングと言っても自分の意見をまとめるにあたり、教師とブレインストーミングしたり、ディスカッションしたりしながら論理的に段落組みをしていかないとなりませんので、論理的思考能力のアップも期待出来ますし、ヒアリングやスピーキングも上達するのです。一般の学習塾とは違う本番の教育アプローチを是非お試しください。”小学校卒業と同時に楽しい英会話教室も卒業”と言うのは本当に勿体ない!“中学以降こそグンと実力をつけるチャンス”💡なのです。

そして✨実は先日、嬉しいご報告を受けました!5歳から17歳まで13年に渡り当校に通い続けて下さったM.Yさんが、見事、“東京大學”🎓に合格されました🌿彼女も中学以降、アカデミック・ライティングや沢山のリーディング、スピーキングの練習を続けて来ました。英検対策もしました。「継続は力なり」🌟を証明して下さって本当に嬉しいです。13年間の学びは今後大学での研究活動や卒業後の仕事にもきっと役に立ってくれるものと信じます。

(次回に続きます。)

Lingo Institute 20周年記念ストーリー② リンゴインスティテュートが目指した金沢の団体

前回、金沢にて、(素晴らしいスイスのローザンヌ工科大学院生のおかげで!)無事に日本語教師デビューを果たしたところまでお話しました。その後に待ち構えていた試練のお話をする前に、私が所属していた団体についてお話させて下さい。なぜならリンゴ•インスティテュートを創る際に目指していたのが正にその団体の姿そのものだったからです。

「金沢を世界へひらく市民の会」という長い名前のその団体は、外国人への日本語指導等を通じ、地域の国際化を進める草の根国際交流団体でした。1981年にはサントリー地域文化賞を受賞。会についての内容や歩みがコンパクトにまとまっていますので、サントリー文化財団のHPに掲載された活動詳細を転載させて頂きます。⬇️

日本語学習のために
世界から金沢へ

 日本の伝統文化を今なお色濃く残す加賀百万石の城下町金沢。1977年、この金沢に「世界へひらく」という地球的視野の市民の会が誕生した。新しい金沢の創造には、過去の伝統や遺産にしがみついているだけでなく、世界の広がりの中で金沢を見つめ直すことが大切だ。そのためには、東京を介することなく直接世界と交流し、異質文化との触れ合いを求めていこうというのが主旨である。

 発端は、アメリカ人女性ルース・スティーブンスさんが金沢の英文ガイドブックを作ろうとしたことにある。これに協力したメンバーが、金沢の国際化という同じ思いで結成したのがこの会。最初の事業は同女史の執筆したガイドブック『金沢―もう一面の日本』の刊行だが、外国人が書いたこの種の本としては、東京、京都、鎌倉に次いで4番目。これまでに、約2万部を売っており、ちょっとしたベストセラーとなった。

 また、和文と英文の対訳で構成した新聞「カナザワ・コミュニケ」では、金沢市民はもとより金沢を訪れた外国人へのインタビューや、海外からの寄稿など、内外の人たちの眼を通したユニークな日本文化論、金沢の将来像などが論じられている。「金沢を世界へひらく市民の会」は固定的な会員制度はとらず、「コミュニケ」の読者がすなわち会員であるという考えのオープンな市民の組織。編集などの実務は、会の実質的推進者である東京生まれの松田園子さんを中心に、10名のスタッフがあたっている。

 「コミュニケ」での日本語教師養成講座の提唱が土台となり、1983年から「外国人のための日本語講座」を開催。 日本の内外から国籍も異なる外国人が約1ヵ月間金沢市とその周辺で過し、日常生活を通し日本語を身につけるというこの企画は大変な人気を呼び、年間170人の受講者を集めた。そしてこのきっかけとなったのが、日本語の先生を求めるペルーの一女子学生の「コミュニケ」への投書であった。この声に応えて、教師になろうと考えた市民が100名以上も集まり、その後も「日本語学習は金沢で」という金沢の人達の意気込みが年々高まっていった。

 地方都市における国際化活動の一つの方向として、「市民の会」の活動は、伝統文化の都市金沢が自らを見つめ直す機運を生み、投じられた一石は各地に波紋を広げた。
(以上サントリー文化財団HPより)

そして1987年には国際交流基金の地球市民賞🌏も受賞。会の発足当時、実質的な会の推進者である松田園子事務局長は、東京から金沢へ嫁いで来たいわゆる”よそ者”で、”よそ者に金沢の何がわかるのか”と陰口を叩かれたとも聞いています。よそ者だったからこそ発見できた金沢の魅力を松田氏の行動力で世界へ発信した事により現在の金沢が在ると言っても過言では無いと私は信じています。この会に、そして松田氏に出会えた事は本当に私にとって大きな意味があります。

さて、次回はいよいよ私に訪れた試練とそのおかげで得られた大きなチャンスについてお話しさせて頂きます🌿

Lingo Institute 20周年記念ストーリー①


こんにちは、英会話と日本語レッスン「リンゴ・インスティテュート」代表の原田です。まだ5月だというのに今年は雨の日が多いですね。雨が降ると5年ほど住んでいた金沢を思い出します。「弁当🍱忘れても傘忘れるな☂️」と言う諺がある程雨の日が多く、降水量は日本一だとか。

金沢はただ住んだ事がある所と言うだけでなく、私の日本語教師としてのキャリアをスタートさせた場所でもあり、リンゴインスティテュートを設立するきっかけにもなった学校が存在した場所でもあるのです。

今年の10月に創立20周年を迎える当校ですが、20年を振り返ると共に、その創立に至るまでのストーリーを連載しようと思います。
**********************************
結婚して直ぐに夫の仕事の関係で金沢で暮らす事になったのですが、東京での仕事を辞めて、しかも初めての土地で友達もいないと言う状況で、何か地域と繋がりを持ちたくて始めたのが、金沢を旅行で訪れる外国人観光客向けのボランティアガイドでした。高校生の頃から「将来は日本と外国を繋ぐ架け橋になりたい」という目標を持ち、進学先や就職先を選んで来ましたので、海外の方のお役に立てて、古都金沢をご紹介出来るボランティア活動は天職だと感じました。金沢駅構内の情報カウンターでご案内したり、実際に同行ガイドをしたりしました。

ある時、そのボランティアガイドを運営している親団体「金沢を世界へ開く市民の会」で事務のお手伝いをする事になりました。こちらの会は石川県と金沢市からの支援を受けて海外から日本語と日本文化を学びに来る方を受け入れる非営利団体です。各国大使館関係者や会社の駐在員が東京等での勤務に就く前に数ヶ月金沢に滞在し、午前中は日本語教育、午後は書道、茶道、武道等の日本文化に触れる機会を提供していました。また短期間の学生語学研修や、個人も受け付けていて、希望者にはホームステイ先を斡旋する事もありました。

日本文化が凝縮された古都金沢に在り、日本語や文化を短期集中的に学べる事もあり「金沢を開く市民の会」は当時大変な人気でした。そのうちに日本語教師が足りなくなり、事務職員の私にも日本語を教えてみないかと声が掛かりました。ベテラン講師から日本語教授法を教えてもらいながら実際にレッスンも担当するというOJTのような状況でしたが、大学では言語学をかじっておりましたし、普段何も考えずに話す日本語の構造や意味を学ぶ事は発見が多く、とても楽しいものでした。

記念すべき生徒第一号はスイスのローザンヌ工科大学大学院で学ぶ院生の皆さんでした。大変優秀でフレンドリーな皆さんに助けられて3ヶ月のコースを無事に終了出来た時の安堵感と達成感は今も忘れられません。冒頭の写真は、彼らがコース終了時にプレゼントして下さったものです。地べたに寝転んで表現した人文字の「金沢」の写真は私の宝物です。✨

こうして日本語教師としての活動がスタートしました。順調な滑り出しに見えますが、プロの世界はそれ程甘くないですよね。もちろん試練が待っていました😅(次回へ続きます…)

分断する世界でLingoが想うこと


満開の桜で迎えた新年度🌸今年度も英会話と日本語のリンゴインスティテュートをよろしくお願い申し上げます。
昨年から続くコロナ禍により、海外はおろか県を跨ぐ移動も躊躇われる日々が続いていていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

海外から届くニュースを見ておりますと、コロナウィルスの起源とされるアジアを忌避する人々がアジア人に危害を加える報道が連日繰り返され、同じアジア人としてはとても悲しくなります。その他、様々な人種差別問題や、民族紛争、政治•信条の違う人々との諍いなど世界中で分断が加速している様相です。そんな今だからこそ、教育や異文化間コミュニケーションの重要性を訴えたいのです。

Lingo Instituteは“異文化間コミュニケーション”には欠かせない手段である”言語(ラテン語でLingo)”を通じて、学習者ご自身に“可能性”を広げて頂きたいと願い20年前に開校しました。

コロナ禍で実際に海外へ行く機会は減ってはいるものの、SNSやオンラインツールの発展により、コミュニケーションの形態もかなり変化し、多様化して来ました。世界情勢に対してご自分で声をあげたり、文化の違いを認め合ったり、海外在住の同じ趣味の友達と交流したり、オンライン留学を実現させたり等々。

トップ写真のようにリアルで世界の人々と交流出来る日が戻る事を心待ちにしながら、Lingo Instituteの教室やオンラインレッスンで、“言語”と共に言語の背景にある“文化”を一緒に学んでみませんか?春は新しい事に一歩を踏み出す絶好の季節です🌸 無料体験レッスンのお申し込みやお問い合わせはHPのお問い合わせ欄からお願い致します。

皆様にとっての新年度が明るく希望に満ちたものであります様に。

災害時の各国語情報サイト(気象庁)

こんにちは、英会話と日本語教室のリンゴ・インスティテュートです。
昨夜の地震、怖かったですね… 東北地方の皆さんの無事を祈ります。
さて、このような災害時に、どうしても外国人の皆さんは情報弱者になりがちです。周りの外国人の方に、気象庁が提供している各国語での情報サイトを教えて差し上げてください。リンクを貼っておきます。

https://www.jma.go.jp/jma/kokusai/m_multi.html

“2021 Marks 20 Years Since the Founding of The Lingo Institue!”


お陰様でリンゴ•インスティテュートは2021年10月に20周年を迎えます。 

2001年当時、代表の原田はロンドンから帰国し、個人で日本語を教え始めていました。そこへちょうど大手英会話スクールに勤めていた友人が独立を考えていると言う事で一緒に立ち上げたのが当校です。

”Lingo”はラテン語で”言語”の意味です。たまたまフルーツのリンゴと同じ音だったのでトレードマークは🍎にしました。

”Institute “は”研究所”的な少しお堅い言葉ですが、教育都市”浦和”という立地と、講師が教授経験豊富なプロという事で、楽しいだけの英会話スクールとは一線を画したいという想いも込めて名付けました。

語学の習得には時間がかかるので料金もなるべく抑えるように、常勤の受付を置かない、高い広告媒体を使わないなど工夫しました。支払いやすい月謝制にもこだわりました。(実際、大手スクールには金銭的に長期間通うのは難しいので、個人的に教えて欲しいというお問い合わせが何件かあったのも独立のきっかけになりました。)

あっという間の20年でしたが、”Lingo(言語)で広がる新たな可能性“をモットーに、これからも地域の国際化のお手伝いが出来ましたら幸いです。今年もどうぞよろしくお願い致します🍎

世界の引っ越したい国人気ランキング

“WHERE THE WORLD WANTS TO MOVE TO?”
-Where each country wants to move to the most, according to Google search data.

米フィンテック、スタートアップ企業のレミトリー社はGoogleの検索データから” 世界の引っ越したい国 人気ランキングをはじき出しました。
この2020年1月から10月の間に「海外移住するには」というフレーズが検索された回数は、なんと29%も増加したそうです。コロナ禍の影響も大きかったのでしょう…

さて、”移住したい国”として世界で一番検索されたのは果たしてどこでしょう?残念ながら日本ではなく、”カナダ”でした。治安の良さ、失業率の低さ、移住の際のビザ取得の選択肢が多い事などが理由とされています。

そんな憧れの国(?)カナダの人たちが引っ越したいと考えて最も多く検索した国は、なんと”日本”でした。実はカナダのみならず、アメリカ、オーストラリア、東南アジアの国々、ジョージア、モンテネグロなど13カ国から日本が人気を集め、総合ランキングは堂々の”第2位”でした。理由は、景色の美しさと治安の良さ、仕事が多いこと、生活の質が良いと評判であることなどだそうです。

この結果を当校の日本語学習者(フランス人)に話したところ、”日本が上位に来るのはちっとも不思議じゃない。
こんなに安全で住みやすいもの。食べ物も美味しいし!”との事。アメリカ人の生徒さんも同じ意見でした。

でも、数多くの外国人に日本語を教えて来た経験からすると、いざ本当に移住して来たら、大変だろうなと思うのです。まずは”言葉”。それと”異質なものを排除しようとする価値観”、それから ”仕事”についてです。

先程の例のように、基本的な日本の生活には大満足という生徒さんが殆どですが、”仕事”に関しては”全員”が不満を訴えます。生産性の悪い働き方、臨機応変のなさ、マニュアル主義、事なかれ主義、形式主義、年功序列、前例主義、ジェンダーに関しての意識の低さ、多様性の欠如、イジメなどなど枚挙にいとまがありません。

しかし、最近のベンチャー企業には働き易いところが多いようですし、このコロナ禍で、従来型の企業も働き方を改革せざるを得ない状況に追い込まれています。これは大きなチャンスかもしれません。

日本が名実共に魅力的な国になれる日はそう遠くないように思えます

(参考までにランキング表は以下の通りです♪)

<世界101カ国の月ごとの検索データをもとに、海外移住に関連したフレーズと目的地となる国を分析。各国ごとにもっとも検索された国を抽出し、ランク付け>
1. カナダ(30)
2. 日本 (13)
3. スペイン(12)
4. ドイツ(8)
5. カタール(6)
6. オーストラリア(5)
7. スイス(4)
8. ポルトガル(3)
9. 米国 (2)
10. 英国(2)

以上 Newsweek Japan Twitter サイトより

ワーケーション?

こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。

早いものでもう9月。リンゴ•インスティテュートでは感染防止対策をしっかり講じた上での対面レッスンも再開しております。また、ご希望に応じてオンラインレッスンにも引き続き対応しています。夏休みも終わり、すっかり ”勉学の秋” モードに入りましたよ。📖📚📝

夏休みと言えば皆さんは新常態でのはじめての夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?

私はもっぱら“Staycation”でした。あまり聞き慣れない言葉ですが、動詞のStayと名詞のVacation を掛け合わせた造語です。正にStay at home 🏠 のVacation でした。 “staycation”(ステイケーション)は、「家でゴロゴロする」や「家の近くで過ごす」、「国内で旅行する」という意味があり、単語としては歴史が浅く、アメリカで 2000年以降に使われ始め、今ではイギリスでも使われているカジュアルな英単語のようです。

Staycation よりも最近よく耳にするのは、なんと言っても”ワーケーション”ですね。こちらはご存知の通り ”Work”と”Vacation “ を掛け合わせたもので、政府も推奨していますから皆さんお馴染みだと思います。

先日、当校で日本語を学んでいる20代のアメリカ人の生徒さんと、この”ワーケーション”の話になったのですが、「”Work”と”Vacation “なんて相反する概念だし、一緒にするなんてあり得ないでしょ!」と笑われてしまいました。😅 “ゴミゴミした都市部を離れ、地方から休暇気分を味わいながら仕事もする”って日本人的には“大アリ”だと思うのですが、海外の人からすると矛盾して聞こえるんでしょうね。

でもハタと思い出したのですが、そもそもワーケーションと言う言葉は2005-8年頃に当時のアメリカ人かイギリス人の生徒さんから聞いた覚えがあるのですよ。

当時はリーマンショック前で、プチバブルのような世の中でしたが、金融業にお勤めの方々は忙しく、バケーション先のリゾートのプールサイドで子供の監視をしながらブラックベリー(注:スマホの前身のようなもの)で会社とやり取りしていて、正に”Workation(もしくはWorcation)” だったとか。🍹当時はそうしたワーケーション族が少なからず居たようです。

時は過ぎ、時代が変わり、同じ欧米人であっても言葉に対する感覚は違って来るのですね。特に若い世代には”仕事”と”休暇”はきっちり区別されるべきモノなのでしょう。

さてさて、日本版ワーケーションは今後どう定着して、どう発展していくのでしょうか。良くも悪くも言葉に対してハッキリと定義付けせずに、”ふんわり、ぼんやり”した理解でもあまり気にならない(?)傾向にあると言われる日本人。人それぞれの解釈で上手く付き合って行けそうな気がします🍀

台風シーズンでもありますし、コロナ禍でもありますので、地方へお出かけの際はくれぐれもお気をつけ下さいね。

日本式の生活様式はコロナに強い?


こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。
この度の豪雨被害に遭われた方に心からのお見舞いを申し上げます。避難生活ではコロナ対策に暑さ対策と、想像を絶する思いをされていらっしゃると思います。どうぞお大事になさって下さい。

ここ関東圏では連日100人を超えるコロナの新規感染者が発表されており、県をまたいでの移動をなるべく控えるようにとの要請も出ております。PCR検査数が以前に比べて4-5倍になっている事を考えますと、驚く数字では無いかもしれませんが、引き続き”私達に今出来ること”をしっかりとする事は大切ですね。

所変わって米国のカリフォルニア州では1日の新規感染者数が過去最多の1万人を突破したそうです。それなのに外出時にマスクをする事を拒否する人も多く、感染が広がらないか心配です。(マスクをする人=顔を晒せない人=悪者 またはマスクをする人=病人 もしくはマスクをする人=臆病者というイメージが強いようです。)

外出時や店等に入店する際はマスク着用を義務付ける法案に対し、個人の自由を盾に断固反対を唱える人も多く、日本人にとっては理解に苦しみます。

フランスではマスクをしていない客を乗車拒否したところ、運転手がその男から暴行を受け脳死状態に陥ると言う話もありました。同調圧力に敏感(過ぎる?)な日本人には信じられない話です。

それにしてもウィズコロナ、ポストコロナの新しい生活様式を比較的容易に受け入れられるのは世界広しといえど、日本だけなのかもしれませんね。何故って、挨拶時に特別な人以外とはハグや握手しないし、靴を脱いでウィルスを家の中に持ち込まないし、”帰宅したら手洗い、うがい”は当たり前だし、エレベーターや公共の乗り物内では人の迷惑にならないよう大きな声で話したりしないし、昔のしつけでは”食事中はお喋りしない事”なんて言われたり、花粉症やインフルエンザ対策でマスク生活は板についてるし… 考えてみたら簡単に頑張れそう!新状態生活😅 世界に向けて「日本式生活のススメ」のコンサルティングでもしましょうか。

まあ、世界中の人がみんな日本人と同じようになったらつまらないですけれど。。。早く以前の日常が戻りますように🙏