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2024年を迎えて

2015年初夏の金沢
謹んで新年のご挨拶を申し上げます🗻

元日から痛ましいニュースが続きました。犠牲になられた方、被災された方へ心よりお見舞い申し上げます。私が日本語教師のキャリアをスタートし、リンゴ•インスティテュートを立ち上げるきっかけとなった第二の故郷、石川県の惨状に胸が痛みます。1日も早い復興を祈ります。

昨年のリンゴ・インスティテュートは英語コースにも日本語コースにもたくさんの生徒さんに通って頂きました。コロナも多少落ち着いて来てからは海外へ旅立つ方(英語コース)、海外から留学や駐在で日本へいらっしゃる方が一昨年に比べて急増しました。

特に日本語コースには、フランス、アメリカ、イギリス、アイルランドの方々が継続的に日本語を学びに来てくれていますが、ボランティアで、メキシコ、コスタリカ、スイス、タイ、フィンランド、オランダからの高校生(交換留学生)にも日本語を教える機会があり、教師側も様々な文化と触れ合う事が出来る一年でした。

円安もあり街にも外国人観光客の方が大変多く、特に家族連れが多くなったと実感しています。2024年も更に日本へいらっしゃる方々は増えるだろうと思いますが、そうした方々へも日本の文化や言葉を正しく伝えられるよう努めたいと思う新年です。🎍

皆様にとりましても、2024年が良い学びの一年でありますように。

Lingo Institute
原田靖子

2023年もよろしくお願い申し上げます。🍎


Happy New Year 2023🍎
関東は穏やかな良い三が日でした🎍皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか? 写真は御殿場から元日の富士山です。🗻 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年に当たり、リンゴ・インスティテュートを開校したきっかけについてお話したいと思います。簡単に凝縮してまとめてみました。

・高校時、世界から集まった交換留学生とキャンプをし、世界には様々な価値観がある事を知る。「もっと世界を知りたい!将来は日本と世界を繋ぐ仕事がしたい✨」と心に誓う
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・大学で異文化間コミュニケーションを学ぶ
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・国際人材採用推進の会社に新卒入社
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・結婚に伴い退社し金澤へ移住。金澤で外国人向けボランティアガイドと日本語教師のアルバイトを始める
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・日本語を学びに来た英国人弁護士さんに、「ちゃんと英語で文法の説明が出来る先生に担当替えして欲しい💢」とダメ出しをされ、一念発起!ロンドン大学大学院で応用言語学を学ぶ
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・帰国後、ベルリッツで英語を教え、独立を考えていた友人2人と共にリンゴ・インスティテュートを設立。友人たちは英語担当。私は日本語担当。楽しいだけの語学スクールではなく、応用言語学に基づいたアカデミックなレッスンを良心的な月謝性で提供しようと誓う🙋‍♀️

こうした経緯で開校したのが2001年ですので、今年で22年目です🍎 本年も皆様の語学力と異文化理解力向上のお手伝いをさせて頂くのをエリック共々楽しみにしております。引き続きどうぞよろしくお願い致します。

リンゴ・インスティテュート代表 原田靖子

Happy Holidays ☃️


Happy Holidays ☃️
Lingo Instituteは12/24から1/3までお休みを頂きます。皆様、どうぞ良い年末年始をお過ごし下さい🍎

今年、[英語コース]で印象に残りましたのは、公立中学の入試対策のお手伝いをした事です。退屈になりがちな英語での自己紹介をその方ならではのエピソードを添えたり、入学後の目標を入れたりして印象に残るものに仕上げました。グループワークでの振る舞い方などのアドバイスも致しました。

[日本語コース]で印象に残りましたのは、市内の高校の交換留学生3名にボランティアで日本語を教える機会を与えられた事です。コスタリカ🇨🇷アメリカ/メキシコ🇲🇽、スイス🇨🇭と異文化に触れる事が出来ました。サッカーのW杯の時も盛り上がりましたよ⚽️楽しく日本語を学んでもらいました。

2023年も皆様のお勉強のお手伝いをさせて頂けるのを楽しみにしています🍎

The Queen’s Platinum Jubilee 2022 / ジュビリーって?

The Queen’s Platinum Jubilee 2022
「ジュビリー」とは?

イギリスで6月2日から4日間にわたり、エリザベス女王の即位70周年「プラチナ・ジュビリー」のお祝い行事が盛大に執り行われました。

「ジュビリー」とは在位期間の節目を祝うものです。エリザベス女王はこれまでに、1977年(即位25周年)の「シルバー・ジュビリー」、2002年(即位50周年)の「ゴールデン・ジュビリー」、2012年(即位60周年)の「ダイヤモンド・ジュビリー」を祝っており、今回は即位70周年でプラチナ•ジュビリーとなります。

そんなお祝いムード一色のイギリスですが、宮殿にはパディントンベアもお祝いに駆け付けたようですよ。パディントンベアに対する女王のユーモア溢れる応対がとても微笑ましいのでご紹介しますね♪ リンクが貼り付けられないので、「エリザベス女王 パディントンとお茶」で検索してみて下さい。エリザベス女王とパディントンベアの楽しいお茶会の様子の動画が最高です。☕️

イギリスでお馴染みの紅茶、マーマレードサンドイッチ、QUEENのあのイントロに合わせたお茶目なアクションに、ビデオを式典で観ていた他の王族や観客も感嘆の笑顔だったようです。

写真は、イギリス人の生徒さんから頂いたプラチナ・ジュビリー記念のエコバッグですロンドンで応用言語学を学んだ日々を懐かしく思い出したプラチナ•ジュビリー•ウィークエンドでした。

https://fb.watch/dBtd0Q8vaD/

Happy Children’s Day 🎏


こんにちは英会話と日本語のリンゴ・インスティテュートです🍎
皆様、GWいかがお過ごしでしょうか。

新緑が目に眩しいこの季節は何をするのも本当に気持ちがいいですね🌿

この時期は4月から学校や学年、職場環境が変わった皆さんもだいぶ落ち着いて来て、当校へのお問い合わせもチラホラ増える頃でもあります。

当校にお問合せ頂く方は「中3までに英検2級を取りたい」「学内交換留学試験までにIELTSのスピーキングを1ポイント上げたい」「昇進資格の為TOEICの点数を上げたい 」「今年中に原書でこの本を読みたい」「帰国子女で、英語力をキープしたい」「コロナ明けの海外旅行準備の為、夫婦で旅行会話を習いたい」など目的がはっきりと定まっている方が多いです。

リンゴでは、その目的に合ったテキストを選定し、その方に合ったレッスンをテーラーメイドしています。まずは40分の無料体験レッスン時に目的をお伝え下さい。レベルチェックをしながらお一人お一人に合ったレッスンをご提案させて頂きます🌿

HPの無料体験レッスンのお申し込みフォームからお問合せくださいませ。

英検対策 たった一問でスコアの1/3を占める?

こんにちは、英会話と日本語レッスンのリンゴインスティテュートです🍎

今回は、最近お問合せの多い”英検対策”の中でも特に ”ライティングテスト” についてのお話をしたいと思います。

英検は、入試における内申点の加点や学科試験免除を認められる事から、昨今受験を希望する生徒さんが増加していて、当校でも「レッスンに英検対策を盛り込んで欲しい」と依頼される事が増えて来ました。

2016年度に英検1級と準1級のライティングテストが改訂されると共に、新たに2級にもライティングテストが導入されました。そして2017年度からは準2級と3級にもライティングテストが導入され、”4技能が評価出来る資格”として認知されて来ました。

このライティングテスト✏️。”たったの一問”しか出題されないものの、”一次試験のおよそ1/3のスコアを占めている” 事をご存知でしょうか。

採点のポイントは

*課題で求められている内容がきちんと含まれているか。
*文法的に正しい英文や適切な語彙を使えているか。

は勿論のこと、

*英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか。

が求められています。

リンゴ•インスティテュートでは従前より ”Academic Writing ✍️ “の重要性を説いて、一定レベル以上の生徒さんにはレッスンにもライティングを取り入れて来ましたので、英検のライティング対策もお手のものです。

ライティングのレッスンというと、せっかくの英会話レッスンなのに、黙々と英作文をするイメージを持たれるかもしれませんが、実際は”4技能をフルに活用した総合的なレッスン”です。

ライティングのお題についての自分の意見を出したり、なぜそう思うのか等をクラス内でブレインストーミングします。

パラグラフィング(段落を組む)の段階では、構成が論理的に矛盾しないか、流れが自然かをディスカッションしながら進めていきます。

自分の意見の裏付けには参考となる記事やエッセイを読む事も必要です。

このように「書く」ためのレッスンは、ただ書くだけではなく、「話す」「聞く」「読む」事も大切で、英語の”総合力“を身につけるためには大変有効なのです。

英検対策のみならず、受験対策、留学対策、就職対策、ビジネス利用にもお薦めしています。 ✍️

20周年記念ストーリー⑦ A Happy New Year


A Happy New Year

あけましておめでとうございます。今年も皆様にとりまして充実した1年となります様、お祈り申し上げます。

お陰様でリンゴ•インスティテュートは今年、21年目を迎える事が出来ました。

昨年から連載しておりました20周年記念ストーリーの7回目は、新春という事で、最も大切な企業理念についてお伝えしようと思います。

2001年に友人3人でスタートしたリンゴ・インスティテュートですが、まずは ”Mission “と”Core Values “を以下の通り策定しました。

Mission
「私達は語学教育と文化交流活動を通し、 異文化間の相互理解を深め、ひとりひとり の真の国際化推進に貢献します。」

Core Values
*ニーズにこだわります。*
学習者ひとりひとりの「これが学びたい」に応えます。

*教師の質にこだわります。*
常にトップレベルの教師であり続けるよう努めます。

*料金にこだわります。*
上質なレッスンを良心的な料金で提供します。

*異文化理解にこだわります。*
言葉だけでなく背後にある文化やマナー・タブー等についても教えます。

*コンサルティングにこだわります。*
効果的な学習法や海外留学前後のコンサルティングを提供します。
**************************************
これらの思いは20年が経過しても変わっておりません。 語学学習の目的は人それぞれだと思いますが、それら全てに出来る限りお応え出来ます様、教師も日々研鑽を積んで参ります。

また、語学習得にはそれなりに時間がかかります。地域の方に(最近では遠方の方にもオンラインで🌿)長く通って頂けるよう、リーズナブルな月謝制を続けて参ります。

そして何より、”言語を学ぶ事はその国の文化を学ぶ事”であると言う大切なことも忘れずに伝えて参ります。

2022も皆さまにとってのかけがえのない縁の下の力持ちでいられます様頑張りますので、変わらずよろしくお願い申し上げます🍎

20周年記念ストーリー⑥ リンゴ開校🍎


こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。お陰様で先月20周年を迎える事が出来ました。ご支援、ご愛顧くださっている皆様に心より感謝しております。今後もよろしくお願い致します。

[大手英会話スクールで働く友人との再会]

さて、この20年を振り返る記念連載の6回目です。 時は2000年。イギリスから帰国した私は、大学時代からの友人と久しぶりに会い、お喋りに花を咲かせていました。 その友人はイギリスで英語講師の資格を取り、(あまりにも英語が堪能で、日本人でありながら“英語ネイティブが学ぶコース”に振り分けられたという伝説を持ちます🏅)帰国後は大手英会話スクールで講師をしていました。ちなみに、この大手英会話スクールの教授法は有名で、大学院の第二言語習得論/教授法の授業でも”ベルリッツメソッド”として紹介されていました。

「個人的に教えて欲しいと言われてるんだけど」
そんな優秀な友人が、ふと漏らした一言が、リンゴ・インスティテュートが誕生するきっかけとなりました。
「今のスクールはとても良いのだけれど、“受講料が高くて長く通えないから個人的に教えて欲しい”と言う生徒さんが何人かいるのよ。同僚講師にも同じ事を言われている人がいてね。何処かに小さいオフィスでも借りて一緒に教え始めようかと思ってるんだけどどう思う?」という相談でした。

ちょうど私も帰国直後で、本格的に仕事を始めようと思っていたタイミングでした。日本語教師をするにしても何処かスクールで教えるよりも自分のスタイルで教えたいし、社会人や企業の駐在員さん達に教えるには法人であった方が良いと思っていたところでしたので、相談を受けた友人に「だったら一緒に自分達のスクール作っちゃわない?」と答えていました。

[2001年10月開校]

こうして2001年10月に大手から独立した友人と、その講師仲間エリックと私の3人で小さなスクールをはじめました。 場所は浦和の県庁近く。言わずと知れた文教都市浦和でも特に教育に熱心な方々が多くお住まいのエリアです。 数多ある英会話スクールの中から新参者の個人スクールを選んで頂くには明確な特徴がなければなりません。私たちは“アカデミック路線”で行く事に決めました。スクール名は友人のアイディアです。Lingoはラテン語で”言語”の意味。Institute は”研究所”。カタカナで書いても「リンゴ・インスティテュート」と長く、おかげでセールスの電話もあまりかかって来ません(笑)が、生徒の皆さまからは「リンゴ🍎」と親しみを込めて短く呼んで頂いています。 英会話コースは友人とエリックが担当し、受付•事務業務と日本語コースは原田が担当する事になりました。(次回へ続きます)

20周年記念ストーリー⑤ イギリスの大学院での学び

🍎
こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。
創立から20周年にあたり、当校を設立するまでの道のりを振り返る連載も今回で5回目です。

前回は多様性に富んだロンドン大学のキャンパスの様子をご紹介しました。今回も大学院での学びについてお話したいと思います。

[Reading List 📖 ] まず、コースが始まる入学前に渡されたものの一つが”Reading List”なるものでした。リストには、授業が始まる前までに読んでおくテキストや本の章等が連なっておりました。(え!?こんなに?という量です💦) 授業はそれらが頭に入っている前提で進められるのです。

[Reading Week] また、学期の間には”Reading Week “という名のお休みが何日か設けられており、はじめは「やった!お休みだ!友達と旅行しよう」などと無邪気に喜んでいましたが、実際は課題をこなす為の文献を読んだり、エッセイ(論文)書きの宿題をこなすので精一杯で、遊ぶどころではありませんでした😭

[Avoiding Plagiarism] “読んでは書き”の繰り返しの日々でしたが、エッセイライティングの際に耳にタコが出来るほど注意されたのが“Avoiding Plagiarism”つまり、“他人が書いたものやアイデアを盗用し、あたかも自分のもののように見せかける事は絶対にやってはいけない” という事です。 (今では他人の論文のコピペをすると検知されるシステムがありますね。) 当たり前の事ではありますが、あれだけ耳タコになる程注意されたという事は、Plagiarismが横行していたという事なのでしょう…

[論文に自分の説を唱えるなど10年早い?]

もう一つ言われて驚いたのは、”エッセイや修士論文を書く際に自分の説を盛り込むなどと考えるな”という事です。留学前は”欧米では何が何でも自分の意見を言わないと!”と構えていたので、拍子抜けしました。

実は一口に大学院といってもTaught masters courseとResearch masters courseの二つのコースがあり、私を含め多くの人はTaught masters course を選択していました。(研究テーマがしっかり決まっている人で博士課程の入口にいるような方はResearch masters courseを選んでいました。) 

Taught masters コースでは学部時代のように基本的に授業を受け、前述したように課題がどっさり出され、最終的に修士論文を書くというものでした。まだまだ“教えをインプットする”段階ですから、その分野の論文を読み、誰がどんな説を説いているかをまとめる事は出来ても、自分の説を唱えるなど10年早い!博士号を取ってからにしろ!というのは言われてみれば当たり前の事ですね。

そんなこんなで、第二言語習得論やシンタックス(統語論)等を学び、論文が書けないストレスで白髪が激増したりしながらも何とか修士号を取る事が出来ました。

修了後はロンドン大学の附属のランゲージスクールで日本語を一般の社会人やビジネスパーソンに教えたり、英国国際教育研究所という学校で日本語教師を目指す日本人学生に文法を教えました。仕事も順調だったのですが、家庭の事情で急遽帰国しなければならなくなり、後ろ髪引かれる思いで帰国したのが2000年の事です。

次回は帰国して、いよいよリンゴ・インスティテュートの誕生です。