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20周年記念ストーリー⑥ リンゴ開校🍎


こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。お陰様で先月20周年を迎える事が出来ました。ご支援、ご愛顧くださっている皆様に心より感謝しております。今後もよろしくお願い致します。

[大手英会話スクールで働く友人との再会]

さて、この20年を振り返る記念連載の6回目です。 時は2000年。イギリスから帰国した私は、大学時代からの友人と久しぶりに会い、お喋りに花を咲かせていました。 その友人はイギリスで英語講師の資格を取り、(あまりにも英語が堪能で、日本人でありながら“英語ネイティブが学ぶコース”に振り分けられたという伝説を持ちます🏅)帰国後は大手英会話スクールで講師をしていました。ちなみに、この大手英会話スクールの教授法は有名で、大学院の第二言語習得論/教授法の授業でも”ベルリッツメソッド”として紹介されていました。

「個人的に教えて欲しいと言われてるんだけど」
そんな優秀な友人が、ふと漏らした一言が、リンゴ・インスティテュートが誕生するきっかけとなりました。
「今のスクールはとても良いのだけれど、“受講料が高くて長く通えないから個人的に教えて欲しい”と言う生徒さんが何人かいるのよ。同僚講師にも同じ事を言われている人がいてね。何処かに小さいオフィスでも借りて一緒に教え始めようかと思ってるんだけどどう思う?」という相談でした。

ちょうど私も帰国直後で、本格的に仕事を始めようと思っていたタイミングでした。日本語教師をするにしても何処かスクールで教えるよりも自分のスタイルで教えたいし、社会人や企業の駐在員さん達に教えるには法人であった方が良いと思っていたところでしたので、相談を受けた友人に「だったら一緒に自分達のスクール作っちゃわない?」と答えていました。

[2001年10月開校]

こうして2001年10月に大手から独立した友人と、その講師仲間エリックと私の3人で小さなスクールをはじめました。 場所は浦和の県庁近く。言わずと知れた文教都市浦和でも特に教育に熱心な方々が多くお住まいのエリアです。 数多ある英会話スクールの中から新参者の個人スクールを選んで頂くには明確な特徴がなければなりません。私たちは“アカデミック路線”で行く事に決めました。スクール名は友人のアイディアです。Lingoはラテン語で”言語”の意味。Institute は”研究所”。カタカナで書いても「リンゴ・インスティテュート」と長く、おかげでセールスの電話もあまりかかって来ません(笑)が、生徒の皆さまからは「リンゴ🍎」と親しみを込めて短く呼んで頂いています。 英会話コースは友人とエリックが担当し、受付•事務業務と日本語コースは原田が担当する事になりました。(次回へ続きます)