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分断する世界でLingoが想うこと


満開の桜で迎えた新年度🌸今年度も英会話と日本語のリンゴインスティテュートをよろしくお願い申し上げます。
昨年から続くコロナ禍により、海外はおろか県を跨ぐ移動も躊躇われる日々が続いていていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

海外から届くニュースを見ておりますと、コロナウィルスの起源とされるアジアを忌避する人々がアジア人に危害を加える報道が連日繰り返され、同じアジア人としてはとても悲しくなります。その他、様々な人種差別問題や、民族紛争、政治•信条の違う人々との諍いなど世界中で分断が加速している様相です。そんな今だからこそ、教育や異文化間コミュニケーションの重要性を訴えたいのです。

Lingo Instituteは“異文化間コミュニケーション”には欠かせない手段である”言語(ラテン語でLingo)”を通じて、学習者ご自身に“可能性”を広げて頂きたいと願い20年前に開校しました。

コロナ禍で実際に海外へ行く機会は減ってはいるものの、SNSやオンラインツールの発展により、コミュニケーションの形態もかなり変化し、多様化して来ました。世界情勢に対してご自分で声をあげたり、文化の違いを認め合ったり、海外在住の同じ趣味の友達と交流したり、オンライン留学を実現させたり等々。

トップ写真のようにリアルで世界の人々と交流出来る日が戻る事を心待ちにしながら、Lingo Instituteの教室やオンラインレッスンで、“言語”と共に言語の背景にある“文化”を一緒に学んでみませんか?春は新しい事に一歩を踏み出す絶好の季節です🌸 無料体験レッスンのお申し込みやお問い合わせはHPのお問い合わせ欄からお願い致します。

皆様にとっての新年度が明るく希望に満ちたものであります様に。

災害時の各国語情報サイト(気象庁)

こんにちは、英会話と日本語教室のリンゴ・インスティテュートです。
昨夜の地震、怖かったですね… 東北地方の皆さんの無事を祈ります。
さて、このような災害時に、どうしても外国人の皆さんは情報弱者になりがちです。周りの外国人の方に、気象庁が提供している各国語での情報サイトを教えて差し上げてください。リンクを貼っておきます。

https://www.jma.go.jp/jma/kokusai/m_multi.html

“2021 Marks 20 Years Since the Founding of The Lingo Institue!”


お陰様でリンゴ•インスティテュートは2021年10月に20周年を迎えます。 

2001年当時、代表の原田はロンドンから帰国し、個人で日本語を教え始めていました。そこへちょうど大手英会話スクールに勤めていた友人が独立を考えていると言う事で一緒に立ち上げたのが当校です。

”Lingo”はラテン語で”言語”の意味です。たまたまフルーツのリンゴと同じ音だったのでトレードマークは🍎にしました。

”Institute “は”研究所”的な少しお堅い言葉ですが、教育都市”浦和”という立地と、講師が教授経験豊富なプロという事で、楽しいだけの英会話スクールとは一線を画したいという想いも込めて名付けました。

語学の習得には時間がかかるので料金もなるべく抑えるように、常勤の受付を置かない、高い広告媒体を使わないなど工夫しました。支払いやすい月謝制にもこだわりました。(実際、大手スクールには金銭的に長期間通うのは難しいので、個人的に教えて欲しいというお問い合わせが何件かあったのも独立のきっかけになりました。)

あっという間の20年でしたが、”Lingo(言語)で広がる新たな可能性“をモットーに、これからも地域の国際化のお手伝いが出来ましたら幸いです。今年もどうぞよろしくお願い致します🍎

世界の引っ越したい国人気ランキング

“WHERE THE WORLD WANTS TO MOVE TO?”
-Where each country wants to move to the most, according to Google search data.

米フィンテック、スタートアップ企業のレミトリー社はGoogleの検索データから” 世界の引っ越したい国 人気ランキングをはじき出しました。
この2020年1月から10月の間に「海外移住するには」というフレーズが検索された回数は、なんと29%も増加したそうです。コロナ禍の影響も大きかったのでしょう…

さて、”移住したい国”として世界で一番検索されたのは果たしてどこでしょう?残念ながら日本ではなく、”カナダ”でした。治安の良さ、失業率の低さ、移住の際のビザ取得の選択肢が多い事などが理由とされています。

そんな憧れの国(?)カナダの人たちが引っ越したいと考えて最も多く検索した国は、なんと”日本”でした。実はカナダのみならず、アメリカ、オーストラリア、東南アジアの国々、ジョージア、モンテネグロなど13カ国から日本が人気を集め、総合ランキングは堂々の”第2位”でした。理由は、景色の美しさと治安の良さ、仕事が多いこと、生活の質が良いと評判であることなどだそうです。

この結果を当校の日本語学習者(フランス人)に話したところ、”日本が上位に来るのはちっとも不思議じゃない。
こんなに安全で住みやすいもの。食べ物も美味しいし!”との事。アメリカ人の生徒さんも同じ意見でした。

でも、数多くの外国人に日本語を教えて来た経験からすると、いざ本当に移住して来たら、大変だろうなと思うのです。まずは”言葉”。それと”異質なものを排除しようとする価値観”、それから ”仕事”についてです。

先程の例のように、基本的な日本の生活には大満足という生徒さんが殆どですが、”仕事”に関しては”全員”が不満を訴えます。生産性の悪い働き方、臨機応変のなさ、マニュアル主義、事なかれ主義、形式主義、年功序列、前例主義、ジェンダーに関しての意識の低さ、多様性の欠如、イジメなどなど枚挙にいとまがありません。

しかし、最近のベンチャー企業には働き易いところが多いようですし、このコロナ禍で、従来型の企業も働き方を改革せざるを得ない状況に追い込まれています。これは大きなチャンスかもしれません。

日本が名実共に魅力的な国になれる日はそう遠くないように思えます

(参考までにランキング表は以下の通りです♪)

<世界101カ国の月ごとの検索データをもとに、海外移住に関連したフレーズと目的地となる国を分析。各国ごとにもっとも検索された国を抽出し、ランク付け>
1. カナダ(30)
2. 日本 (13)
3. スペイン(12)
4. ドイツ(8)
5. カタール(6)
6. オーストラリア(5)
7. スイス(4)
8. ポルトガル(3)
9. 米国 (2)
10. 英国(2)

以上 Newsweek Japan Twitter サイトより

ワーケーション?

こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。

早いものでもう9月。リンゴ•インスティテュートでは感染防止対策をしっかり講じた上での対面レッスンも再開しております。また、ご希望に応じてオンラインレッスンにも引き続き対応しています。夏休みも終わり、すっかり ”勉学の秋” モードに入りましたよ。📖📚📝

夏休みと言えば皆さんは新常態でのはじめての夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?

私はもっぱら“Staycation”でした。あまり聞き慣れない言葉ですが、動詞のStayと名詞のVacation を掛け合わせた造語です。正にStay at home 🏠 のVacation でした。 “staycation”(ステイケーション)は、「家でゴロゴロする」や「家の近くで過ごす」、「国内で旅行する」という意味があり、単語としては歴史が浅く、アメリカで 2000年以降に使われ始め、今ではイギリスでも使われているカジュアルな英単語のようです。

Staycation よりも最近よく耳にするのは、なんと言っても”ワーケーション”ですね。こちらはご存知の通り ”Work”と”Vacation “ を掛け合わせたもので、政府も推奨していますから皆さんお馴染みだと思います。

先日、当校で日本語を学んでいる20代のアメリカ人の生徒さんと、この”ワーケーション”の話になったのですが、「”Work”と”Vacation “なんて相反する概念だし、一緒にするなんてあり得ないでしょ!」と笑われてしまいました。😅 “ゴミゴミした都市部を離れ、地方から休暇気分を味わいながら仕事もする”って日本人的には“大アリ”だと思うのですが、海外の人からすると矛盾して聞こえるんでしょうね。

でもハタと思い出したのですが、そもそもワーケーションと言う言葉は2005-8年頃に当時のアメリカ人かイギリス人の生徒さんから聞いた覚えがあるのですよ。

当時はリーマンショック前で、プチバブルのような世の中でしたが、金融業にお勤めの方々は忙しく、バケーション先のリゾートのプールサイドで子供の監視をしながらブラックベリー(注:スマホの前身のようなもの)で会社とやり取りしていて、正に”Workation(もしくはWorcation)” だったとか。🍹当時はそうしたワーケーション族が少なからず居たようです。

時は過ぎ、時代が変わり、同じ欧米人であっても言葉に対する感覚は違って来るのですね。特に若い世代には”仕事”と”休暇”はきっちり区別されるべきモノなのでしょう。

さてさて、日本版ワーケーションは今後どう定着して、どう発展していくのでしょうか。良くも悪くも言葉に対してハッキリと定義付けせずに、”ふんわり、ぼんやり”した理解でもあまり気にならない(?)傾向にあると言われる日本人。人それぞれの解釈で上手く付き合って行けそうな気がします🍀

台風シーズンでもありますし、コロナ禍でもありますので、地方へお出かけの際はくれぐれもお気をつけ下さいね。

日本式の生活様式はコロナに強い?


こんにちは、英会話と日本語のリンゴ•インスティテュートです。
この度の豪雨被害に遭われた方に心からのお見舞いを申し上げます。避難生活ではコロナ対策に暑さ対策と、想像を絶する思いをされていらっしゃると思います。どうぞお大事になさって下さい。

ここ関東圏では連日100人を超えるコロナの新規感染者が発表されており、県をまたいでの移動をなるべく控えるようにとの要請も出ております。PCR検査数が以前に比べて4-5倍になっている事を考えますと、驚く数字では無いかもしれませんが、引き続き”私達に今出来ること”をしっかりとする事は大切ですね。

所変わって米国のカリフォルニア州では1日の新規感染者数が過去最多の1万人を突破したそうです。それなのに外出時にマスクをする事を拒否する人も多く、感染が広がらないか心配です。(マスクをする人=顔を晒せない人=悪者 またはマスクをする人=病人 もしくはマスクをする人=臆病者というイメージが強いようです。)

外出時や店等に入店する際はマスク着用を義務付ける法案に対し、個人の自由を盾に断固反対を唱える人も多く、日本人にとっては理解に苦しみます。

フランスではマスクをしていない客を乗車拒否したところ、運転手がその男から暴行を受け脳死状態に陥ると言う話もありました。同調圧力に敏感(過ぎる?)な日本人には信じられない話です。

それにしてもウィズコロナ、ポストコロナの新しい生活様式を比較的容易に受け入れられるのは世界広しといえど、日本だけなのかもしれませんね。何故って、挨拶時に特別な人以外とはハグや握手しないし、靴を脱いでウィルスを家の中に持ち込まないし、”帰宅したら手洗い、うがい”は当たり前だし、エレベーターや公共の乗り物内では人の迷惑にならないよう大きな声で話したりしないし、昔のしつけでは”食事中はお喋りしない事”なんて言われたり、花粉症やインフルエンザ対策でマスク生活は板についてるし… 考えてみたら簡単に頑張れそう!新状態生活😅 世界に向けて「日本式生活のススメ」のコンサルティングでもしましょうか。

まあ、世界中の人がみんな日本人と同じようになったらつまらないですけれど。。。早く以前の日常が戻りますように🙏

Happy New Year 2020


明けましておめでとうございます🎍

2001年にスタートしたLingo Instituteですが、今年で19年目を迎えます。皆さまのご支援に感謝申し上げます。

開校当時より変わらず、近隣の皆様の真の国際化に言語教育を通して貢献しようという理念の元、英語と日本語のクラスを提供しています。

4歳以上のお子様から退職後のシニアまで幅広い年齢層の方々に上質なレッスンを提供出来るよう心がけております。

教養、留学準備、受験対策、ビジネス、資格試験対策と様々な目的に合わせたテイラーメイドのクラスを提供するには何より教師の質と経験が問われます。これからも皆さまに上質なレッスンを提供出来ますよう、精進してまいります。

今年もLingo Instituteをどうぞよろしくお願い申し上げます。(レッスンは1/4スタートになります。)

インフルエンザ対策にマスクは効果なし?

こんにちは、リンゴインスティテュートです🍎気がつけばもう12月なんですね。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのが信じられないです…

先月の終わり頃から体調を崩す方が多く、特に小学生の間ではインフルエンザが流行しています。先日もグループほぼ全員がインフルエンザに罹患してレッスンが中止になったクラスがあります。まだまだ流行シーズンが続きますので何とか予防したいですよね。

そんな中、先日インフルエンザの予防策に関してショッキングな記事を読みました。Newsweek紙によると、”マスクに実は効果なし”というものです。

インフルエンザの予防としてはワクチン接種がありますが、イギリスの研究ではワクチン接種の有効率は15%ほどで、”二段構え”の対策が必要との事です。

そこで良く使用されるのが、お馴染みのマスクです。海外ではマスクをしている人を殆ど見かけず、マスクをしている人は”何か悪い感染症を持っているのでは”と避けられがちですが、日本では花粉症シーズンや、風邪、インフルエンザ対策に大活躍ですよね。

インフルエンザは主に飛沫感染するので、”飛沫感染から身を守る”のと、人にうつさない”エチケット”の意味でマスクを使用する人が多いと思います。

ところが、2009年に米国医師会報に掲載された実験によると、マスクには期待ほどの効果がない事がわかったそうです。

調査は、「普通のマスク」と0.3ミクロンの微粒子を95%以上防げる「N95マスク」を着用した446人の看護師に協力してもらい実験したところ、普通のマスク着用者の24%、N95着用者の23%がインフルエンザに感染したそうです。この数字を効果があったとみるか、なかったとみるか実に微妙です…

ただし、マスクには”口や手を触らない効果”はあると言います。私達は無意識のうちに平均1時間に23回も顔を触っているようで、マスクがある事でウィルスのついた手で口や鼻を触って感染するリスクは抑えられますね。24時間、適宜新しいマスクに取り替えながらという条件付きですが…

結局、「予防の最善策は手を良く洗い、顔を触らない事だ」と記事は結んでいます。

日本では混み合う電車やバス、狭いオフィスや住空間の中で、くしゃみや咳をした場合、たとえ気休めであってもマスク着用しているとお互い安心感がありますよね。ですので全くの無意味とは言えないと思いますが、マスク以前にこまめなうがい、手洗いでこの冬を乗り切って頂きたいと思います。

さて、皆様、今年一年も大変お世話になりました。ありがとうございます。
12/27(金)から1/3(金)はリンゴの冬休みになります。1/4から通常授業です。(日曜日、月曜日は定休日)
皆さまお健やかに、どうぞ良い年末年始をお過ごし下さいませ🍎

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE

こんにちは。新米ラグビーファンのリンゴ インスティテュート原田です🏉
イギリスに居た頃、サッカーファンよりラグビーファンを公言している人が多く、不思議に思っていたところ、友人が「元々サッカーは労働者階級の間で広まったスポーツだけど、ラグビーは中流から上流階級の子息が入る名門校で盛んに行われていたんだ。だから紳士のスポーツと呼ばれているんだ。でも公言していないだけで実際は中流、上流階級にもサッカーファンが沢山いるよ⚽️」と教えてくれました。

「そんな階級意識があるのか…ちょっと感じが悪いなぁ…」という印象で、今までラグビーを観戦した事のなかった私ですが、ワールドカップの自国開催ともなれば話は別。張り切って日本代表を応援しようとTV観戦したところ、すっかり魅了されてしまいました🏉

ラグビーは他の団体球技と違って、体格が異なる人たちが集まって1つのチームを形成している事が一目でわかりますよね。筋骨隆々な人、背が高い人、背が低い人、俊敏そうな人、力持ちそうな人などなど。一人一人が違う役割を担いながら1つのフィールドに共存しています。そして”トライ(勝利)”に向かって全員で力を合わせ、突き進む姿に感動します!

正にそんな様子を表したのが かの有名な ”One for All, All for One” というフレーズでしょう!これを「一人は皆のために、皆は”一人”のために。」と誤解している人が多いのですが、実は「一人は皆のために、皆は”1つの目的(=トライ=勝利)”のために。」が本来の意味だそうです。私も初めて知りました。

自分の為ではなく、仲間の為に全力でプレイする。それぞれのポジションの人が一人一人その役割を果たして全員でトライを取りに行く。これぞまさしくOne for All, All for One!

もう一つラグビーの精神を表す言葉に”No Side”というのがありますよね。ラグビー用語で”試合終了”を表す言葉です。試合が終わってしまえば味方側(Side)も敵側(Side), もしくは勝った側(Side)も負けた側の(Side)も無い(No)という意味です。試合後フィールドで選手たちがお互いの健闘を讃え合う姿は清々しく、さすが紳士のスポーツと呼ばれるだけあるなと感心しました。武士道精神にも通じるものがありますね。

No Side と言えば、試合終了後、伝統的に”After-match function “という交歓会があり、両チームの選手やスタッフ、コーチ、審判や関係者が一堂に会してお互いの健闘を讃え合うそうです。それに因んでか、街でも両チームのファンが入り混じってビールを酌み交わし健闘を讃え合うそうですね。その際ビールグラスは右手で持ってはいけないそうです。右手がグラスについた水滴で濡れてしまっては握手する時に相手に失礼だからだそうです。さすがですね🍻

これからは「日本代表が勝った!勝った!」と喜ぶだけでなく相手の健闘も讃えようと心に誓う今日この頃であります。

日本人の性格は遺伝子によって決まっている⁈

先月、”一月は行く二月は逃げる”の話をしましたが、これには”3月は去る”という続きがあります。3月は卒業シーズンだったり、確定申告もしないといけないし、年度末でバタバタするし、異動や引っ越しetc.本当にあっという間に去って行ってしまいそうです。

そして3月と言えば8年前に起きた東日本大震災。まだまだ復興の道半ば…一日も早く被災地の皆さんに心の平穏が訪れますよう祈るばかりです。

昨年は東日本大震災の他にも様々な自然災害がありましたね。日本は世界でも最も自然災害に見舞われる国の一つで、世界中の自然災害の1/5ほどをこの小さな国土が背負っているというデータもあるそうです。

そんな自然災害大国で生きる私達が先々に不安を感じたり悲観的になるのは仕方ない事なのかもしれません。実際に脳科学の分野では、”日本人は世界で不安や緊張を感じやすい人が突出して多い”という研究結果があるそうです。(興味のある方は”セロトニン トランスポーター”について検索してみて下さいね)

逆に欧米人には楽観的な人が多い事もこの研究で知られています。先々に不安を抱くと言うよりは、それを消化して新しい事にチャレンジする力に変える遺伝子の持ち主が比較的多いとか。

以前私が日本語を教えたアメリカ人の会社経営者は、何か新しい事を提案しても日本人の役員にことごとく「前例がないから難しい。」「慎重に様子を見よう。」と反対されて、いつもイライラしていました。彼はある日 会議で「いいかい壁にスパゲティ ミートソースを投げつけたとしよう。殆どは床に落ちるだろうけど、少しばかりのソースやひき肉が壁に残るかもしれないじゃないか!やってみなきゃ分からんだろう⁉︎」と進言したところ、日本人役員にドン引きされたとの事。 目に浮かびます…

それはさておき、今後世界を舞台に活躍しようと奮闘している皆さんには心からのエールを贈りたいです。なぜって母国語ではない言語を操るだけでも大変なのに、”遺伝子レベルでのハンデ”をも克服しないといけないのですから。そうです。多くの日本人が抱える”間違えたら恥ずかしい” “これで通じるのか不安だ” という”不安や緊張のハンデ”です。

もうこの際、間違ってもいいじゃないですか。母国語じゃないのだし、多少文法的におかしくても意味が通じれば。それに、不安や緊張遺伝子タイプが多い人達には楽観的タイプにはない優れたポイントがあるんだそうですよ。それは”慎重で思慮深いこと” 。そして、”将来の不安に備えて より準備をしておこうとする傾向が強い”んだそうです。
ですから 心配ならしっかり準備しておけばいいだけです。そして新しい事を始める時も慎重さを武器に、しっかりリサーチしてから臨めば怖いものなしですね。さぁ、心配し過ぎないで一歩踏み出してみませんか。